<子供の要求に答える>2003.3

今日から2泊3日で、草津へ温泉とスキーを楽しむ旅行に出かける予定でした。
ところが長男が熱を出したのでキャンセルしました。
彼の6年間の中で、体調不良のために楽しいイベントをキャンセルしたのは初めてのことでしたから本人も相当オショックだったと思います。

でも、実は私はほっとしていました。このところとても忙しくて、今回の旅行の準備もまだできなかったほどでした。スキーに行けば帰宅後に山のような荷物を片付けなければいけませんから、それから開放されただけでほっとしました。^^;

今日は、何もすることがなくなったわけですし、運良く作り置きのお惣菜も冷蔵庫にありましたから、思う存分子供の看病に専念することができました。

子供が何か言いたそうにしていたら、側まで行ってじっくり聞いてあげる(普段は、作業中の手は動かし続けながら口だけ「なぁに?」と聞いたりする)

子供が「ご飯を食べさせて」と甘えたら、最初から最後まで食べさせてあげる(普段は、はじめだけ食べさせて「後は自分で食べてね」と言ったり、「何甘えてるの、自分で食べなさい」なんて言ったりする)

子供が足湯をする間も側にいて抱きしめていてあげる(普段は、足湯の間に少しでも片付け物をする)

子供が眠るときに「ママも一緒に寝て」と言ったら添い寝してあげる(普段は、寝ながらも、いつ抜け出そうかと画策する)

どれもこれも、今日は特別。時間がたっぷりあったからできたこと。
いつもの日常生活の中で子供が病気をしても、こんなに丁寧に要求にこたえてあげることはできない。
熱で苦しいながらもおかゆを食べる笑顔がかわいい。平安に満たされた寝顔がいとおしい。
子供は病気で苦しんでいるけれど、今日は主の恵みの1日だなぁと感じました。

そしてまた、天のお父様は、私が子供の要求にこたえようとする以上に、私のすべての要求にこたえようとしてくださるなんて、感謝だなぁと改めて感じました。
私が望むだけ側にいてくださる、私が望むだけ抱きしめてくださる、私が望むだけ・・・・。
しかも、「私だけに」ではなく、あなたにも、貴方にも、貴女にも、彼方にもしてくださる。
今日も主がともにいてくださっていることに感謝します。
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