<神様のご計画の完全さ>2003.5
この4月、我が家の長男は小学校に入学、長女は幼稚園に入園しました。

長男は、とても人懐っこく社交的で、どこでも誰とでもすぐに仲良くなって楽しく過ごせるようです。
新しい環境にも慣れるのが早いので、小学校へも楽しく通っています。

長男が幼稚園に入園したときも、「ママ、じゃあね」と言ったら後は一度も振り返ることなく「先生〜、おはよう!」と、走って行きました。
ママと別れるのがつらくて泣いている子のお母さんからは「いいわねぇ、羨ましいわ」と言われました。
確かに子供がとても楽しそうに毎日幼稚園に行く姿を見ることができたのは、とても感謝な事でした。
でも、贅沢なもので、長男がまったく「ママ、ママ」と言ってくれないので、寂しい気持ちもほんの少しはありました。

さて長女の方は、「家では」よくしゃべり、歌ったり踊ったりするのが大好きで、近所の公園へも、自分でお友達を誘って行ったりするような活動的な子供です。2歳の時には大好きなお友達の家に遊びに行ったまま、お泊りをしたこともあります。

ところが、「人が大勢いる場所」では、人にも場所にも環境にも、慣れるのにとても時間がかかります。
昨年度、未就園児のクラスに通っていたときも、周りのお友達の様子が気になって、自分の活動に専念できないことも多々ありました。
後半、母子分離の時間が始まったときも、私と離れるのを嫌がり絶叫してしました。
でも、同じ幼稚園に長男が通っていたので、長男のフォローもあり何とか通うことができ、いつの間にか未就園児クラスが大好きになり、毎日行きたがってうるさいほどでした。

本入園に際し、未就園児クラスでずいぶん慣れたとはいえ、半分以上が新しいお友達ですし、他の学年のお友達との交流もありますので、ひそかに心配していました。

入園後の娘は、帰宅後は幼稚園での楽しい経験を話してくれる一方、やはり朝は「幼稚園嫌い」「今日はお休みしたい」と言うようになりました。幼稚園までは何とか行っても、私が帰るときには絶叫しています。

でも、ここにも主のすばらしいご計画がありました。

もし、長男が幼稚園で私にすがって泣いていたら、「普通であるべきこと」にこだわっていた私は「どうしてあなたは、皆と同じように元気に幼稚園に行けないの?!」と、怒っていたに違いありません。

でも、毎日楽しく通う長男に対し、感謝と同時に贅沢な寂しさを感じていた私は、娘が泣き叫ぶ姿を本当に心からいとおしいと思えるのです。
「幼稚園に行くよりママと一緒にいるほうが良いの」という娘の言葉や態度に、イエス様が聖書の中で私の存在を肯定してくださっていることを実体験として感じ、深い癒しと涙が出るほどの感謝すら覚えます。バスで帰宅するときにはかわいい笑顔の娘を、何度も何度もハグして、キスして、帰宅を歓迎します。

今朝は、長男が遠足に行くためバスで出発するところを見送ることができました。私の姿を見つけ、嬉しそうに手を振ってくれた長男の晴れやかな笑顔に、主の愛を思い嬉しくて涙が出ました。
やっぱり今朝も幼稚園で泣く娘のために、帰宅するまでの間、楽しい園生活を祈って過ごします。

愛する天のお父様、
それぞれにユニークな愛すべき個性を持った子供達を感謝します。
神様に出会うことができたこと、子供達がそれぞれのままで充分いとおしいことを教えていただいたことを心から感謝します。
神様の子供としてすくすくと育っている子供達を祝福してくださって感謝します。
娘の祝福のために祈れることを感謝します。
未就園児クラスの時のように、近い将来にきっと幼稚園に慣れて楽しく通えることが確信できることを感謝します。
幼稚園の先生方がとても丁寧に娘に対応してくださっていることを感謝します。
益々、先生方を祝福してください。
また、娘のために励ましの言葉や祈りで支えてくれる兄弟姉妹を感謝します。
あぁ、ハレルヤ。すべて感謝します。

さて、今日は、何のおやつが食べたいかしら?子供達の帰宅が楽しみです。

私はあなた方のために立てている計画をよく知っている
それは災いではなくて、平安を与える計画であり、
あなた方に将来と希望を与えるためのものだ
エレミヤ29:11
戻る