<2007年6月の作品>
<ミシンのこと>
私は、今までミシンを持っていませんでした。11歳と7歳の子ども達の入園・入学用の様々な袋物は、実家の母に作ってもらいました。

母は、私が生まれる前はテーラー(古っ)で婦人者の仕立て担当、私が生まれた後は内職で仕立てをしていました。
まじめな母の仕事はとても丁寧で「布が擦り切れるまできれいなスタイルのまま着ることができる」と御近所のお得意さんから聞いたとき、嬉しくも誇らしくもありました。
でも、おかげで「ミシンは母のテリトリー」と言う変な思い込みが出来てしまって、私自身がミシンに関わる機会がないまま今まで来てしまいました。

それが、昨年友人を通してハンドメイドに出会い、友人宅にて手ほどきを受けつつミシンを使わせていただくようになりました。
そしてある日、ある方とハンドメイドの話をしていて私がミシンを持っていないことを知ると、その人は「結婚する時に親が持たせてくれたミシンがあるけれど、10年間1度も使ったことがないので良かったら使って」と言って1台のコンパクトミシンを譲ってくださいました。
こうして3月の中旬頃、我家にやってきた小さなミシンは、一旦メーカーで動作点検後、ポケットティッシュケースやシューズケース、帽子などを生み出しました。

こうなると友人宅で使わせていただいたロックミシンがうちでも使えたら良いのにと思います。せっかく買うならニットが縫える2本針4本糸のミシン。
購入したのは「ベビーロック衣縫人BL57」。早速ニットのTシャツにチャレンジ!さすがにきれいに仕上がります、ロックの部分は。ロックミシンのパワーと速さ、仕上がりの美しさは、コンパクトミシンの至らなさを浮き彫りにしました。

「良いミシンが欲しい!」モノづくりに良い道具は大切ですから。そう思ったら早速あちらこちらにリサーチし、購入したのは「ジャノメCK-1100」早い!美しい!力強い!
棚上げしていた夫のスラックスの裾あげも、ロックミシンで処理後にCK-1100でまつりぬいをすると、まるでお店で売っているのと同じような仕上がり!しかもあっという間に出来上がり!
息子のパジャマズボンの直しや娘のTシャツの直しなど、今まで出来なかったことが家で出来るようになり、とても重宝しています。
さぁ、これからどんなものが生まれるでしょう。ビーズと布のコラボにもチャレンジしてみたいです。



*チュニック(娘と私の為に)*


袖口や裾は布の耳を利用しました
新しいミシンでの1作目は
娘とお揃いのチュニック。
華やかなオレンジ色の
レース地です。
コレもミシンで縫う作業自体は
あっという間に仕上がりました。
難しそうに見えるレース地も
きれいに仕上がると嬉しいです。

お披露目は,HipHopの先生の
バースディパーティ

「お揃いなの?」と、
沢山の方に声を掛けていただき
話が弾みました。


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*チュニック(娘と私の為に)*



胸元には星型のボタンを
散らしてみました


こちらは、Rick Rackさんの
カチオンスムースニット。
とても肌触りがいいです。
私の大好きなサーモンピンクの
ストライプ。

チョット頑張って、娘の分には
サイド切り替えのポケット付

お初は、二人で出かけた
ピューロランドです。
(型紙はRick Rackさんの
パフスリーブTシャツです)


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